本日23:00からは相場が大きく動く可能性あり-イエレン議長やドラギ総裁の発言に注目!
こんにちわ、管理人のkazです。
本日は、1年に1回の大イベント「ジャクソンホール経済シンポジウム」が日本時間23時より開催されます。
シンポジウムでは、イエレンFRB議長やドラギ総裁の発言に大きな注目が集まっており、発言内容によっては相場が大きく動く可能性があるので注意が必要です。
シンポジウムでの注目内容
今回のシンポジウムでは、
イエレンFRB議長
- バランスシートの縮小
- 追加利上げの言及の有無
ドラギ総裁
- 量的緩和の縮小開始
- ユーロ高牽制に関して
以上4つの内容に関する発言の有無が特に注目されています。
バランスシートの縮小は織り込み済み?
バランスシートの縮小(アメリカが国債などの保有資産を減らすこと)に関しては、9月から開始されると予想されており、市場も織り込み済みの可能性が高いです。
そのため、よほどのサプライズがなければ市場は反応しないと思われます。
追加利上げの言及の有無
追加利上げに関しては12月に行われるかもしれないと噂されていますが、決定的要因はないため利上げへの言及が行われれば大きく動く可能性があります。
具体的には、利上げを近いうちに行う旨の発言があれば、ドルが買われるのでユーロドルは下落します。
量的緩和の縮小開始
ECBが量的緩和の縮小開始を始めると、ユーロの価値は上がるので、ユーロドルは上昇します。
量的緩和が経済に与える影響は大きいので、実際に踏み込んだ内容の話が出れば、来週からは再び上昇トレンドに乗る可能性大です。
ユーロ高牽制に関して
ただし、ユーロドルは昨年の12月から約8ヶ月間上昇し続けているので、ユーロ高牽制の発言があるかもしれません。
ECBがユーロ高を嫌えば、市場も反応してユーロ売りドル買いになる可能性があります。
本日のシンポジウムの内容によって市場の流れが決まる
ここ数日間は相場がほとんど硬直した状態になっていましたが、本日のシンポジウムで今後の流れが決まる可能性があります。
発言内容を注視し、私もチャンスがあればエントリーしていきたいと思います。